給食会の概要
名称 | 公益財団法人 岐阜市学校給食会 |
---|---|
設立時期等 | 昭和30年(1955年)9月5日 (任意団体)「岐阜市学校給食会」設立 昭和47年(1972年)12月12日 法人化 「(財) 岐阜市学校給食会」 平成26年(2014年)4月1日公益法人へ移行 「(公財) 岐阜市学校給食会」 |
目的 | 岐阜市内の市立小中学校(市立幼稚園を含む)等で学校教育活動の一環として行われている学校給食の円滑な実施及びその充実発展に努め、学校給食における食育の推進を支援することにより、児童生徒の心身の健全な発達及び広く市民の健全な食生活の実現に寄与すること |
事業内容 | (1)学校給食の安定供給及び安全安心に関する事業 (2)学校給食の充実及び食育支援に関する事業 (3)学校給食の情報及び資料の提供に関する事業 (4)その他この法人の目的を達成するために必要な事業 |
基本財産 | 300万円 |
事務局 | 〒500-8245 岐阜市上川手735番地2(岐阜市岐陽体育館内) Tel.058(240)8961 Fax.058(240)8995 |
給食会のあゆみ
岐阜市では、昭和26年から市内小学校の給食が開始されましたが、その当時は各学校が独自運営をしており、給食費や給食内容に学校間で格差が出てくるなどの問題が生じ、運営の合理化を図る必要がでてきました。
そこでこれらの問題に対応するため、市立学校の給食物資の共同購入機関として岐阜市学校給食会(任意団体)が、昭和30年9月に設立されました。
その年に小学校32校が給食会加入、中学校は昭和32年から加入が始まり、その後順次各小中学校が加入、昭和45年には全小中学校が加入に至りました。
昭和47年12月には岐阜市などからの出資により、財団法人となり、平成26年4月に公益財団法人へと移行しました。
給食内容、経済的効果、安全性と品質、学校側の給食事務の軽減、食育支援等の向上を図りつつ、全市共通の献立を、3地区に分けて循環的に実施できるよう、給食物資の一括購入をして、学校給食運営に貢献しています。
なお、事務所は転々と移り、昭和30年の設立当時は教育会館、昭和46年には市場の開設に併せ中央卸売市場に移転、昭和60年には旧加納町役場、そして平成19年には上川手の現在地に移転しました。
沿革
- 昭和22年
- 米軍放出物資などによる脱脂粉乳により学校給食が始まる
- 昭和26年
- 完全給食が開始される
- 昭和30年
- 9月5日 岐阜市学校給食会(任意団体)設立(事務局:教育会館)
- 昭和35年
- 7月29日 事務局を岐阜県校長会館に移転
- 昭和45年
- 市内全小中学校給食開始(全小・中学校学校給食会加入)
- 昭和46年
- 10月17日 事務局を岐阜市中央卸売市場に移転
9月1日から全市給食物資一括購入開始、全市共通献立(三地区で循環実施)採用 - 昭和47年
- 12月12日 法人認可「財団法人岐阜市学校給食会」となる
- 昭和53年
- 学校給食に米飯給食導入 週1回の実施開始(委託、弁当箱方式)
- 昭和54年
- 米飯給食週2回実施(給食用米価格 消費者米価の40%)
- 昭和55年
- 主食・副食すべてを一括購入(前年までは主食のみ学校ごとで発注)
- 昭和60年
- 岐阜市学校給食会30周年(・記念誌発行・記念式典挙行)
4月28日 事務局を岐阜市加納本町1丁目16番地に移転(旧加納町役場) - 昭和62年
- 4月より牛乳の紙パック使用開始
- 昭和63年
- 麦飯給食導入
- 平成 元年
- 7月19・20日 西日本学校給食会連絡協議会 岐阜市で開催
- 平成3年
- 市教育委員会からの出向職員引き上げ(新規事務職員1名補充:再就職者)
- 平成8年
- 中学校の米飯が飯缶(おひつ)方式となる(小学校は平成9年より)
- 平成11年
- 麦飯から白飯に移行
- 平成14年
- 米飯給食、週3回実施
- 平成18年
- 米飯給食3回のうち1回は麦飯給食となる
- 平成19年
- 4月 学校給食調理業務の業者委託が、境川中、島中、長森中で開始される
5月3日 事務局を岐阜上川手735番地2に移転(岐陽体育館内) - 平成21年
- 4月 市給食会のホームページ開設
9月~12月 新型インフルエンザによる学級閉鎖等に伴い、給食停止数が4か月で食数約7万食 - 平成22年
- 4月 全22中学校が給食調理業務業者委託となる
- 平成23年
- 1月 境川中学校に共同調理場が設置される
11月 地産地消の意見交換会 以後定期的に開催継続 - 平成24年
- 4月 市の放射性物質検査開始に伴い、検体提供 以後月1回検査継続
- 平成26年
- 1月 岐阜市産いちご使用の「いちごジャム」を学校給食で初めて提供
4月1日付で公益財団法人への移行登記完了
4月 平成10年4月の改定以来,16年間据え置いてきた給食費の改定と同時に、市のクオリティアップサポート事業による保護者への支援開始(3カ年)
11月 岐阜市産「柿」を学校給食で初めて提供 - 平成28年
- 1月 岐阜中央中学校に共同調理場が設置される
12月 岐阜県産「守口大根」を学校給食で初めて提供 - 平成29年
- 1月 岐阜県産大豆使用の「赤味噌」を学校給食で初めて提供
4月 長良中学校に共同調理場が設置される - 平成30年
- 1月 岐阜市産「いちご」を学校給食で初めて提供
4月 藍川北中学校に共同調理場が設置される - 令和2年
- 4月 長良小学校に共同調理場が設置される
3月~5月 コロナ禍による小中学校の臨時休業に伴い、学校給食が中止となる
6月 小中学校が再開され、分散登校を経て中旬に学校給食が再開される